高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)とは?
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)とは、野口歯科医学研究所が2005年に開発した、人体への影響を最小限に抑えつつ、バイオフィルム細菌を瞬時に攻撃する口腔機能水です。
具体的には、白血球と同じ殺菌成分であるHClO(次亜塩素酸)とバイオフィルムの破壊効果のあるNaHCO3(炭酸水素ナトリウム)が含まれた微アルカリ性の電解水です。
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)について
これまで、虫歯菌や歯周病菌を殺菌するためには、抗生物質などの薬剤や酸性の洗口剤が用いられてきました。 これらには以下のような問題点があり、高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)はそれらの問題点を解決いたしました。
①クスリでないため耐性菌や副作用を最大限に抑えました。
これまで、虫歯菌や歯周病菌を殺菌するためには、抗生物質などの薬剤や酸性の洗口剤が用いられてきました。 これらには以下のような問題点があり、高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)はそれらの問題点を解決いたしました。
②酸性でないため歯が溶ける心配がありません。
虫歯や口臭の防止や歯垢を取り除くとされる、うがい薬や洗口剤は酸性のものがほとんどです。これらは、殺菌効果があっても、酸で歯そのものを溶かしてしまうため、常用していると逆に虫歯になりやすくなるという問題があります。高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)はpH7.0~8.0と微アルカリ性であり、歯を酸で溶かす心配はありません。
③お口の中の皮膚を傷めません。
うがい薬や洗口剤は、その効能が強いほどお口の中の皮膚である上皮細胞を傷め、お口の中が荒れる原因となります。高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)はその心配はありません。
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)を使用した治療法
今まで進行した歯周病は手術を行わないと良くならないと考えられていました。手術は痛く辛いものです。できれば避けたいですね…
結核も抗生物質(ペニシリン)が普及する以前は手術を行っていました。しかし現在では優れた薬(リファンピシン、PASなど)の登場により、手術なしに治るようになりました。
歯周病も歯周病菌をなくすことができれば本来持っている生体の治癒力で歯周組織は回復し、失った骨もある程度回復してくるのです。
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)歯周病治療顕微鏡 現在当院では上記の細菌が患者さんのお口の中に存在するかを顕微鏡で確認を行い、歯周病菌がいる場合には、微酸性高純度次亜塩素酸水を用いて歯周ポケット内の細菌を溶菌する治療を行っております。
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)システムで使用する機器
ペリオセーバー
歯周ポケット内の浸出液、細菌を顕微鏡で診査し、動画を保存いたします。
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)は、時間の経過とともに効果が低下いたしますので、いつもフレッシュなものを治療に使っています。
高純度中性次亜塩素酸水(パーフェクトペリオ)を使用した治療の流れ
顕微鏡による検査・ガスクロマトグラフによる検査、パーフェクトペリオを使用した歯周ポケット内・舌表面の歯周病菌の殺菌、歯肉の縁上・縁下の歯石(内毒素)の除去。